目指せ、愛のキュレーター!?(1)

昨年あたりから、ネット界隈で目に付くようになって、私の琴線に響いている言葉に「キュレータ」「キュレーション」がある。

キュレーターというのは、博物館、美術館に所属し、その専門知識をもって、展覧会などでのテーマを考え、テーマにあったコンテキストにのっとって、展示物や作品の選択をおこない、適切な配置し、分かりやすい解説などを添えるお仕事をする人を呼ぶ(かなり端折っています詳しくはWiki参照)。

それが転じて、玉石混合で溢れかえっている情報の中から、テーマにそった情報をチョイスし、コンテキストとして意味のある形で分かりやすく見せてくれる人とかサービスを指すようになってきた。

Twitterでも有名なジャーナリストの佐々木俊尚さんも「この膨大な情報の中から、いかに的確に情報を選択し、それによって対象物の全容を浮かび上がらせるかということ。だから大切なのはジャーナリストの視座を磨いていくことだ。」といって「キュレーションジャーナリズム」を語られている。

なぜ、「キュレーター」という言葉が琴線にふれたか?

別にITジャーナリストになりたいという事でなくて、それが以前から私がやりたい、創りたいといっている「コンテンツ・シンクロナイザー」や「コンテンツ・エバリュエーター」の機能と同意義あるいは進化系の言葉だと思ったから。

ネット上に溢れている様々なコンテンツを、特定のテーマや嗜好に沿って意識的にあるいは無意識的に評価し、選択し、コンテキストをもたせて提示する。そんな仕組みとかサービス。

前出の佐々木さんは、個々人が専門知識を蓄え向上に努めキュレーターとしての視座を磨いていくことを説いていて、私自身もそうありたいと考えているけど、「人」ではなくてこれをシステムやサービスの形で実現したい。

Twitterをやるようになってから、さらにこの気持ちは強くなってきている。

Twitterは現在個人で考えられる中では最高の情報収集サービスだと思う。

特定のテーマに添った人たちをフォローするだけで、次々と情報やコンテンツが入手できる。

でも、ノイズも多い。1000人もフォローするとタイムラインはもの凄い勢いで流れ始め、とても全部を見ることはできない。

まぁ、重要なものは繰り返しツイートまたリツイートされるので毎日空いた時間でチェックしていれば見落とすことはほぼないのだけれど、もう少し効率的にモレがないようにコンテンツを見たいと思う。

ちょっと、長くなってきて、まとまらなくなってきたので、今日はここまで。

次回、「重要なのは何をテーマとするかだ」

 

今年の目標

あけまして、おめでとうございます。

ここ数年元旦にこのブログに「今年の目標」みたいなものを書いてきているので、例にならって行ってみたいと思います。

と、その前に昨年の反省から。

去年の今頃は独立目指してプー太郎状態。目標としては自分も周りの人もとにかくニコニコできる一年にと思っていましたが、振り返ってみると、いまひとつニコニコできていなかったと反省です。

また、縁あって4月から12月まで老舗のIT企業に勤めさせていただきました。

携帯コンテンツビジネス、ゲームビジネスについて色々と学ばせていただき大変感謝するとともに、結果として昨年末で終了することとなり、社長さんをはじめご一緒させていただきました社員の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

ほんとごめんなさいでした。

ということで、今年の目標です。

昨年に引き続き、自分も周りの人にもニコニコしてもらうことを目標として、今年は、そのための仕組みづくりの基礎をつくる年にしたいと考えております。

そのために、出不精を直して、できるだけ多くの人に会うように努めたいと思います。

あと、目標を実現するための入れ物としての会社設立。

どこまでできるかわからないですが、今年の元旦もプー太郎という自由で無限の可能性をもてる立場でスタートできたことに感謝しつつ、がんばりたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

2011年 元旦

 富山 伸二

Twitterお返事BOT作成の意味

たぶん2年ぶりぐらいのRubyでコーディング。

開発&実行環境整備→プログラム作成→デバック→紹介動画作成で都合12時間ぐらいかかった。

プログラムも動画もかなり手抜きなんだけど、まぁ、動くレベルまで完成して心地よい疲れと達成感。

紹介動画はこちら。作成もエンコも手抜き過ぎでちょと反省。

 

 

さて、このBOTは一方的につぶやく、つぶやきBOTではなくて、フォローしている人の発言内容を解析して特定のキーワードに反応してツイートするもの。

これは、前に書いたコンテンツ・シンクロナイザーの基本動作のひとつとなります。

コンテンツ・シンクロナイザーは、ユーザの嗜好にあったコンテンツを自動的に収集、提供するわけですが、「嗜好にあったコンテンツ」の手がかりとして、フォローしているTwitterのタイムラインの情報を使いたいわけです。

Twitterユーザは興味がある他のユーザをフォローするわけですからね。

Twitterは140文字しか表現できないので、外部リンクを多用します。

外部リンク先は、画像だったり、動画だったり、ニュース記事だったりするわけです。

これらのコンテンツをユーザの手間をかけさせずに効率よく見せる仕掛けがコンテンツ・シンクロナイザーといったところでしょうか。

それためには、Twitter上の「タイムラインを解析」し、それに「反応する」という基本動作が必要で、今回のBOT作成は、この仕掛けを習得するのにうってつけだったというわけです。

作成に当たってはこちらの本を参考にしました。

 

 

表紙の絵最近はやりの萌え系で帯も「タイムラインに生きる自分だけの一次元彼女を作る!」となかなか大の大人が購入するのにはためらわれる感じ。

文体も挿絵もかなり私の好みですがアレですが、「Hello World」から始まる点プログラムの入門書にも向いていてお勧めです。

こ、これは・・・

 最初は、「ちょっとオサレなスマートフォン?」とおもったけど・・・途中から、

「スゲー!」

「カッチョイー!」

「オラ、ワクワクしてきたどおおぉぉぉー!」

って感じになりました。 

 

スカイ・クロラ The Sky Crawlers

PS3のダウンロード配信で『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』をみた。

本編終了後、押井守監督のインタビューが掲載されていて、「映画を見たら、その内容を誰かと語ってほしい。誰かに語らなければ見た事にならない。」という趣旨の発言があったのでブログに書いてみる。

一言でいうと「切ない」映画でした。

3DCGで表現された戦闘機による緻密でかつダイナミックな空中戦も見所ではあるけれど、心にのこったのは、永遠に生き続けなければならないキルドレの悲しさ、切なさ。

「私は死んでも代わりはいるもの」という綾波レイに通じる感情。

スカイ・クロラの草薙水素の場合は、恋人に対して「あなたは死んでも代わりはいるもの」という思いを秘め続けなければならない切なさ。

現実社会でも、毎日多くの人が死んでいるわけだけど、それでも僕は生きていて、日常という毎日は繰り返されている。

そんな、切ない映画でした。

 

 

 

ブログへのツイッターウィジット追加完了

CSSをいじってツイッターを追加する列の幅を広げると、どうしてもレイアウトが崩れるので、MT-4側のCSSをいじるのは断念。

ツイッター表示部分側で幅を狭めて、あとはバックグランドカラー、文字色を調整して完了。

ついでに、MT-4に標準でついていたカレンダーウィジットを追加(ショボし)。

人の作った出来合いのCSSの動きを理解するのはなかなか難しいなぁ。