2008年2月アーカイブ

■ニコ動エバリュエーション・エンジンの開発
 研究所での研究テーマとしてコンテンツ・エバリュエーション・エンジンの開発に着手した。
 ニコニコ動画自体にもコンテンツのエバリュエーション(=コンテンツ評価)の評価の指標として、コンテンツ毎に「再生数」、「コメント数」、「マイリスト登録数」が設けられていて、いわゆるランキングコンテンツはそれらの数字をベースに行われている。
 ただし、これらの数字は全て視聴する側の行動パターンを集計しているものである。
 研究所の活動理念は、「創造の連鎖」という点をあるわけだから、もっとクリエイターの行動にもっと注目したいと考える。
 そこでクリエイターが「!」といったインスピレーションを受け、自らがコンテンツを作成し、アップするという行動に駆り立てられた原因となるコンテンツは何だったのかを分析したいと考えた。
 ニコニコ動画ではアップしたコンテンツにうp主(動画をアップした人)が、コンテンツの概要などをコメントできるようになっている。一部のアップ主は、ここに「素材をこちらからお借りしました:sm123456」といったように、素材となったニコニコ動画のIDを掲載している場合が多い。
 このリンク先のコンテンツにインスピレーションを得た可能性が大きいと想定され、より多くのコンテンツからリンクを張られているコンテンツは、より多くのクリエイターが評価していると、いえるのではないだろうか。
 この原理に基づいて、クリエイターが評価しているコンテンツを集計し、分析することにより何か見えてきそうな気がしている。
 そのためには、どのコンテンツから他のどのコンテンツにリンクがはられているかを調べる必要がある。
 こうして、ニコ動エバリュエーション・エンジンの開発に着手した。

【ニコ動エバリュエーション・エンジンVer0.1仕様】
  • 対象動画はニコニコ動画の標準動画アップロードサイト「スマイルビデオ」を対象とし、「sm」ではじまるコンテンツとする。
  • sm1から順番に最新コンテンツまでのページを確認し、「sm」で始まるコンテンツリンクを検索し、リンクを見つけた場合は以下のデーターをCSV形式で吐き出す。
動画ID、投稿日、リンク先動画ID

  • 1レコード1リンク先とし、動画内に複数のリンク先が合った場合は、その内容をその数分だけ吐き出す。
  • 吐き出されたCSVファイルを元に集計・分析を行う訳だがそれは、別のデーターベースソフトを利用する。
【仕様上の注意事項】
  • リンクの意図は気にしない。
 コンテンツのバージョンアップをおこなったのでそれを示すためのリンクや、分割アップロードされたコンテンツの続きを示すためにリンクが行われることもあるが、今回のバージョンではそこまでは判断しない。というかできないの無視する。
 集計をしてみないとなんともいえないが、おそらくこの手の意図でリンクの場合は、リンクされた側のリンク数は当然少ないと思われる。

  • うp主はコメントを変更することが可能であるが、気にしない。
 エバリュエーション・エンジンが見にいった時の内容に基づき集計される。その後でリンク先が追加、削除されていてもそんなのわからない。

  • ニコニコ動画サイトの不具合が発生した場合、正確な集計はできない可能性があるが、気にしない。
 エラーチェックの実装は、めんどくさい。

  • 本当に正しいデータである保障はない。
 プログラムに不具合はつき物だし、人間はミスもする。意図的にデータ改ざんをするつもりは毛頭ないので、細かいことは気にしない。

ということで、集計が完了した暁には、研究発表を行いたいと思う。
乞うご期待。


■NRIメディアフォーラム 「クリエイティブ産業への変革シナリオ」 動画より引用
 このブログで何回か紹介している、NRIメディアフォーラムの 「2015年のメディア・コンテンツ産業~消費者調査結果とクリエイティブ産業への変革シナリオ~」の中で紹介されている「クリエイティブ産業への変革シナリオ」のフラッシュムービーの中身について、毎回ムービーを見るのは大変なので、その中身で語られている内容を引用した。

 私の考えでは、もっともっと、予想のできないような変化が来ると予想しているが、このシナリオは一般の人にも理解しやすくできているので是非とも一読を。

以下は全て同ムービーからの引用である。

1990年代に生まれた、「デジタルネイティブ」。
物心ついたときから、携帯電話とインターネットが当たり前の世代。
デジタルネイティブはテレビを生では見ない。
その代わり好きな時に、好きな場所で、見たい番組だけを見る。

従来、決められた番組を、映すだけだったテレビ。
しかし、2011年に「コンテンツ・シンクロナイザー」が登場。
テレビの見かたが一変した。
大量の番組から瞬時に選べるようになり、
12ボタンのリモコンから解放された。
「コンテンツ・シンクロナイザー」には好みに合った番組を
自動的に勧めてくれる機能があり、
これをたよりにテレビを見るようになった。
また同じ番組を見た人たちと、
時間や場所を超えて感動を共有できるようにもなった。

2013年、新たに「コンテンツ・エバリュエーター」が動き始めた。
これは、視聴者の感動度を総合的に評価するものだった。
評価が高いクリエイターは、
視聴者から直接資金を集めることができるようになった。
「コンテンツ・エバリュエーター」の登場で、
クリエイターとコンテンツを見る人達の関係は格段に近くなった。
「コンテンツ・エバリュエーター」の評価により、
それまでメディアによってコントロールされていたスポンサー企業、
視聴者からの資金が直接分配されるようになった。
クリエイターが質の高い作品を作り、
公開すれば、視聴者からお評価と資金面での評価、
その両方の評価を得られるようになったのである。

各メディアが狭い土俵で競争していた時代は終わり、
メディアを越えてクリエイター同士が連携して、
コンテンツの質を競い合うようになった。
こうしたクリエイターが生み出したコンテンツは人気を博し、
その視長時間は従来型のメディアに迫る勢いとなった。
それに伴い、広告費の担い手であるスポンサー企業や広告代理店も
コンテンツ・エバリュエーターを利用した広告主体へ転換。
こうして「メディア産業」は「クリエイティブ産業」に再編された。
さらに日本のクリエイターたちは、世界中に活躍の場を広げていった。
日本は世界のクリエイティブ産業の集積地へと発展していったのである。

さて、実はこの変化はもう始まっています。
これまで一視聴者だった人、
あるいは、趣味レベルの活動をしていた人にも、
活躍できる環境ができつつあります。
もしかしたら、2015年に活躍しているクリエイターは
あなたかも知れません。

"You" Dream up the future.

■研究所の活動理念 「!」創造の連鎖反応をkskさせ、世の中に「!」を溢れさせたいw

  • クリエイターは何かを表現したいという衝動に駆られて、コンテンツの創作を行う。
  • 消費者は面白し物はないかとコンテンツを探す。
  • スポンサーは・・・
 スポンサーの定義はもう少し考える必要がある。なぜならば、従来型のメディア産業では「スポンサー」=「広告主」=「企業等の団体」だからだ。例外はあるかもしれない。でも、そのほとんどが経済的メリットや政治的メリットといった明確な目的をもった団体がスポンサーであるといっても過言ではないだろう。

 では、クリエイティブ産業時代のスポンサーとは誰か?もちろん、従来型のスポンサーも大きなポジションを占めるであろう。
 しかし、NRIの発表にあるとおり、従来型のスポンサーもWEB2.0のテクノロジーやデジタルネイティブたちがもたらすライフスタイルの変化によって、クリエイターとコンテンツ消費者間の関係がより多元化し、その距離感も圧倒的に近くなる点に注目するであろう。
 この時、わざわざ「メディア」を間に挟むと、多元化した消費者に対応ができなくなる可能性が増す。よって、より、よりダイレクトに消費者をターゲットするために、スポンサーとクリエイターの関係も多元化し距離感を近づく必要性が高まることになる。
 クリエイターと消費者とスポンサーの距離感が近づいた時に何が起こるか?
 おそらく、消費者自身が背後にスポンサーを抱える形となり、擬似的なスポンサーとしてクリエイターに対して様々なメリットを提供することができるようになるのではないだろうか。また、その状況ができた時、必要があれば、自分自身が身銭を切ってクリエイターの支援をすることも可能になるはずだ。

 そして、ここからが研究所の活動方針となるのであるが、消費者のうちのどのくらいの割合かはわからないが、優良なコンテンツと出会うことにより、自らもコンテンツをクリエイティブしたいという衝動をもち、行動するものが必ず出てくる。
 ニコニコ動画を見ていると、それの傾向が日に日に増していることが体感できる。
 例えばあるコンテンツがヒットしたとすると、そのコンテンツの類似コンテンツが一気に増殖するのである。
 非常に高度なテクニックをもったものから、稚拙なものまで様々ではあるが、ひとつのコンテンツが次々にコンテンツを連鎖的に生み出す傾向があり、ランキングを毎日みていると、それが実感できる。
 これは、あるクリエイターの表現したいという衝動が、コンテンツ消費者へ乗り移り更なる衝動を呼び起こすという連鎖反応といえよう。

 衝動とは何か?きっと「!」だろう。
「!」=感動
「!」=ひらめき
「!」=アハッ
「!」=衝動
「!」=脳の興奮
というわけで、研究所の活動理念がとりあえず決まった。

■研究所の活動理念。みんな何を望んでいるのだろうか?

昨晩に続いて、「ニコニコ動画総合研究所(非公認)」がテーマである。

クリエイティブ産業の主たるプレイヤーとして次の3つを挙げた。

  • コンテンツを創りだす「クリエイター」
  • コンテンツを楽しむ「コンテンツ消費者」
  • 活動を経済面から支える「スポンサー」

願わくばそれぞれの立場から必要とされる総合研究所でありたい。

また、第4のプレイヤーも想定される。

一昔前のネットベンチャー的に、これらのプレイヤーのための「場」つまりインフラを提供するという発想・・・クリエイターと消費者をつなぐサイトを作るとか、スポンサーとクリエイターのための課金システムを用意するとか・・・で活動し、経済メリットを優先させ、投資家を募りIPOを目指すといったプレイヤーである。

インフラの整備は、クリエイティブ産業が確立していく上で重要なプレイヤーではあるが、電力にしろ携帯電話にしろ、プロパイダにしろインフラ構築はとにかく莫大な資本を必要とする。

現在場を提供しているニコニコ動画にしてもYoutubeにしてもドワンゴやGoogleといったようにバックに資本調達を支える株式公開企業がいてこそ成り立つ活動だといえる。

しかしながら、研究所のリソースは今のところ貧弱である。

ポイントを絞る、あるいは、優先順位をつける必要があるし、もっと、プレイヤーにとって直接的に意味のある活動を率先してやることにより、研究所の運営がなりたつような気がする。

そのためにはプレイヤーの求めているものを申し越し掘り下げてみよう。

プレイヤーたちが望んでいることは何だろうか?

クリエイターは何を望んでいるだろうか?

消費者は何を望んでいるだろう?

スポンサーは何を望んでいるのだろうか?

(つづく)

ニコニコ動画総合研究所(非公認)を準備中

アフィリエイト用サイトとしてのアイデアで準備中のサイトなのだが、昨日掲載したNRIの発表などを見るにつけ、研究所ブログにも力を注ぐのがいいのではないかという考えに至った。

そのために、次の二つの事項をもう少し具体化する必要がある。

まず、第一に研究所の活動理念である。

来るべきクリエイティブ産業時代に向けて、その担い手である三者、つまりコンテンツを創りだす「クリエイター」、そのコンテンツを楽しむ「コンテンツ消費者」、そしてその活動を経済面から支える「スポンサー」の三者にとってメリットある活動が求められる。

クリエイティブ産業時代の特徴として、この三者は、互いにオーバーラップする。この点が既存メディア産業におけるクリエイター、消費者、スポンサーとの関係と大きく異なり、当然新しいインフラの創造と提供が必要となるに違いない。

こういった点を含めて、その存在意義を見出せる活動理念を明文化し、発信していく必要があると考えている。

第二に、ウェブ2.0時代の進化スピードをキャッチアップしていくためには、もっと、仲間を増やすことがもとめられると思う。

ここはよく考えなければならないのだが、オープンスタンスで誰でも参画できる形態をとるか、それとも経営理念や同じ志向性のメンバーを選りすぐって仲間になってもらうのか・・・

オープンスタンスで、自然体で同じ志向性の人達があつまり有意義な活動となることが理想である。

そのためには、やはり活動理念を充分につめておく必要があるのは間違いない。

このブログを使って、このテーマを煮詰めていく所存だ。

■メディア産業の再編とクリエイティブ産業の確立
このブログで「ニコニコ動画がNHKになる日」ということを述べたわけだが、趣旨的には同意の内容が野村総合研究所(NRI)から発表された。
その内容は「2015年、テレビは「ニコ動」化する?――NRIが示す未来像」というタイトルで、ITmedia Newsに取り上げられていた。
生まれた時から携帯電話やインターネットが当たり前に存在する状態で成長した1990年以降に生まれた世代を「デジタルネイティブ」と呼び、この世代のテレビ離れメディア離れを主題に、今後、既存メディア産業が再編されクリエイティブ産業として確立していくであろうというという内容。
説明用のフラッシュムービーも用意されていて、これは私の頭の中で描いている将来像の概要を映像さしたものといえるので、是非見て欲しい。
私がこれから携わっていきたい世界はここにあり、ここで何ができるのか、どう駆け抜けるのかが課題であるといえる。
しかし、天下のNRIがこれを発表してきたということは、私の考える方向性の裏付けとなるとともに、ますます、ぼやぼやしていられないぞという焦燥感がこみ上げてくるのであった。

工作中

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■工作中
金曜日に久しぶりに飲みに行ってきましたが、年のせいか翌日は頭が使い物にならなくなりますね。
連続投稿記録がストップしてしまいました。
お酒は控えるようにしようと思います。
さて、現在、2月のテーマとしている、アフィリエイト用サイトを構築中です。
当然、コンテンツが面白くなければ誰もきてくれないと思いますので、いろいろと試してみようとおもいます。


私のロールモデル(2) 梅田望夫氏

ロールモデルを見つけてそれを実践するためには、「好き」を発信している対象から、なぜ自分がそれを「好き」と感じるのかを分析し、自分の志向性をより具体化し、「好きの意味」を抽出した上で行動に転換するという過程を繰り返す必要がある。
まず、「好き」なものをリストアップする行為が必要だと思う。
対象としては、いろいろとあるのだが、やはり、「好きな人物」を考えてみる。
「好きな人物」といっても、アイドルとかではなくて、「その人のような生き方をしたい」と思う人物である。
そんな人物を取り上げて、なぜ自分はその人が好きなのかを書きながら整理してみたい。
好きな人物についてもマイブームがあって、その時々によって旬な人物というものがある。
現在のマイブームは、このブログで何回も紹介してきている梅田望夫氏だろう。
自分の周りの人によくこれからのネット社会の近未来像の話をして、それを仕事にしていきたいんだということをよく述べるのだが、ほとんどの場合は、「ふーん」という感じで、「なんでこんなに面白い事が起きているのに、これから大変革の時代がくるのにエキサイトしないだ!」と半ば第三者に自分の考えをわかってもらうことをあきらめかけていた時に、「ウェブ人間論」を読んだ。
世の中わかっている人がいる!
その後、先に出ていた「ウェブ進化論」を読み、私の言いたいことが、より深く、より具体的に、より判りやすく書かれているではないか!正に「我が意を得たり」の気分となった。
予断だが、出版の順番は「ウェブ進化論」→「ウェブ人間論」のだが、「進化論」については、流行のWeb2.0のミーハーな解説本の類だろうと思って購入していなかった。
「人間論」というタイトルにはすごく惹かれ手に取った。
その後、「フューチャリスト宣言」を読み、「ウェブ時代をゆく」で、とどめを挿されたという感じである。
その梅田氏であるが、シリコンバレーに居を構え、経営コンサルタントとして世界を飛び回っているのであるが、私は経営コンサルタントになりたいのかとういと、たぶんそうではないと今は思っている。
では、どこに惹かれたのであるか?
一連の著書のどの部分にひかれたのであろうか?
アメリカやシリコンバレーという土地がよかったのか?グーグルがよかったのか?
リアルの仕事をしながらも、ネットにどっぷりと浸かって生きている自分のよき理解者であり、よき代弁者である点が一番の気に入っているのだと思う。
私が人に「これからのネット社会は・・・」と語るよりも、「とにかくこの本を読んでくれ」といって「ウェブ進化論」や「ウェブ時代をゆく」を渡したほうが遥かに効率がいいし、説得力もある。
これらの本は、冷静にネット以前とネット以後の話が書かれていて、読み手の立場によって、プラスイメージとしても、マイナスイメージとしても受け取ることができる。
私自身としてどうかというと、「ほんとうにエキサイティングな未来を見出した」ということであろう。
「ウェブ時代をゆく」はたぶん私の人生を変える大きなきっかけになる本になるだろう。
成功するかどうかは、これからの自分次第だけれども。
「インターネットのもたらす、様々なプラスの可能性を語る」ということは私も大好きである。
「ネット社会の良い点を、より判りやすくより多くの人達に伝える伝道師」というのが、梅田氏から得られるロールモデルだというのが、現状の結論としておこう。

■私のロールモデル

もやは、私の生き方を考える上でのバイブルになりつつある、梅田望夫氏の「ウェブ時代をゆく」であるが、そのなかで「「好き」を見つけて育てるための思考法」としてロールモデル思考法というものを提案している。

以前にもこのブログで書いたが、これからは、特に私のように自分が面白いと感じることしか仕事として継続することができないタイプの人には、「好き」をベースに仕事を選択しなければサバイバルしていけない時代になってきている。

なぜならば、「面倒なことでも延々と続ける勤勉さとそれを面倒くさがらない持続力がカギを握る」からである。

誰かにやらられている的な働き方では、それは苦痛であり何かと世知辛い昨今では、下手をすると精神もしくは身体が病んでしまう。

だから、意識して「好き」を仕事としていくべきなのだが、なかなか、この「好き」を具体的に表現することは難しい。

それを引き出す手助けとなる発想方法が「ロールモデル」発想法である。

簡単にいうとゼロから「こんな生き方をしたい」と考えようとすると、なかなか考えがまとまらないので、自分の志向性や琴線に触れるような生き方をしている人をモデルにして、なぜ、その人の生き方に興味を惹かれるのかを分析し、それを取り込んでみましょうという方法である。

また、ロールモデルの対象は一人とはかぎらず、また、その人の全てである必要はないので、あの人のこの部分、また別の人のこの部分といったかたちで、いろいろなロールモデルを試してみたり、組み合わせて見たりという行動をとることにより、より自分にあった「好き」を具体化することができる。

今後、私のロールモデルについて、考えて生きたいと思う。

 

 

 

 

■コンピュータの気持ちがわかる人は、人の気持ちもよくわかる?
ブラウザとしてIEシリーズをずっと使っていたのだが、IE7になって、あまりにも落ちるのでついにFirefoxをインストールした。
なぜだか判らないが、リンクが別ウィンドウで開くケースで、新たに開いた別ウィンドウを閉じると、「エラーが発生しました」となり全てのIEのウィンドウが閉じてしまう現象が非常によく発生する。
また、おなじく別ウィンドウとして起動したIEでは、よく日本語入力ができなくなってしまう傾向もある。
コンピューターを使ったり、開発したりするようになってもう30年近になると、無意識に障害を避ける環境設定やコンピューターに負荷を掛けない使い方をしているようで、最近はほとんどトラブルには会わないのだが、IEが落ちるトラブルについてはどうも避けることができないようだ。
このブログのサーバーでもある、自宅LinuxサーバーではFirefoxを使っているので、完全にFirefoxへ移行してもいいのだが、ヤフー動画や、GYAOはIEにしか対応しておらず、それは難しいようだ。
しばらくは、Firefoxメイン、IE7サブで使って様子見をみようと思う。
さて、ここ10年以上は、どこの会社に勤めていても、どんな肩書きであっても「情報システム部門責任者」を兼務しているといっていいだろう。
で、情報システム部門にいると、いろいろとトラブルの報告がやってくるのであるが、パソコンの調子が悪くなるのは、なぜかある一定のユーザーであることが多い。
先に記したとおり、私の場合は無意識的にマシンに負荷を掛けない、余計なことはしないようにしているので、いわゆる調子が悪い状態にはほとんどならない。
できるだけOSをクリーンインストールした状態に近い形で利用し、余計なソフトウェアはインストールを避ける。
パソコンのハードウェア開発していたころに、コンピューターのハードウェアというものは、CPUやメモリなどの集積回路にしろ、ハードディスクにしろ、結局アナログ的原理を利用して何々ボルト以下の電圧は「0」としよう、何々ボルト以上の電圧は「1」にしようという感じて擬似的にデジタル回路を構成しているわけであって、完全に同じように創ったとしても全く同じ動作になるとは限らないということを身にしみて体験したからだと思う。
まったく同じ材料を使い、同じ工程で創ったとしても必ず不良品はでる。不良品がでなければ歩留まり100%ととなり、あらゆるデジタル機器はもっと安く作れるはずだ。
また、不良品にならなかったからといっても、性能差が出る可能性はあり、ましてやそういったハードウェア上で、ソフトウェアという不具合(=バグ)が必ず内包されている工業製品を動かして使っているのだから、トラブルが発生して当たり前ぐらいに考えているわけである。
そういうパソコンを実務で使おうというわけだから、できるだけ、いたわって使ってあげる気持ちの余裕が欲しい。
トラブルの報告があるとまず伝えるのは、「再起動してみてください」。
再起動してみるとというのは、さっきはできなかったけど、再起動することによりできるようになることが多いから。
で、「なんで動くようになったの?」とよく問われますが、「さっきは機嫌が悪かったんでしょう」と答えます。
だって、本当にそうだと思うから。
人間だって、あれやこれや一度にやらされて、24時間ろくに寝かせてももらわず仕事をしつづけたら、機嫌も悪くなるでしょう。
人間が作ったものなんだから、パソコンだって同じなんですよ。
だから、パソコンの気持ちになって考えて対応すれば大体結うことを聞いてくれるものなんです。
自分の主張だけをゴリゴリと前面に出してくるタイプの人のパソコンはよくトラブルような気がします。
そんな人に限って「パソコンの調子が悪くなったから新しいのと交換してくれ」っていうんですよね。
でも、交換しても真っ先に調子が悪くなるんですけどね。
パソコンは賢くないし、むしろ一から十まで指示されたことしかできない融通の利かない機械だと理解すれば、使い方が悪ければちゃんと動かないのも当然だとわかるとおもいます。
相手の立場を理解すれば、なぜ、そうゆう行動をとるのかというのも理解できるってもんじゃないでしょうか。

■マイクロソフトのヤフー買収の真意 UGCを制するための戦い

今、IT業界はじめビジネスや投資の世界で一番の話題は、マイクロソフトによるヤフーの敵対的買収だろう。

先日も、こうなると面白いなということで、ネタ的にブログに書いたわけだが、最終的にどうなるかは今のところわからない。

グーグルも今回の買収提案について批判的な声明を出し、マイクロソフトもそれに対応する声明で答えるなど、舌戦も過熱ぎみになってきている。

いずれにしても、マイクロソフトは重大な決断を下し、ヤフー経営陣は重大な決断を迫られている状況だ。

ところで、今回の買収提案の真の目的は何であろうか?

一般的には検索連動型広告という金脈を切り開き、圧倒的なシェアを獲得したグーグルに対抗するための戦略といった言われ方をしている。

確かにそれもあるだろう。検索連動型広告のビジネスモデルは莫大な収益を生み出しながら、さらに拡大している。

しかし、単に広告ビジネスのシェア争いというレベルの話だろうか?

独占禁止法の枠をはめられる可能性のあるマイクロソフトとしては、その路線で今回の買収を推し進めようとしているようである。圧倒的なシェアを獲得しているGoogleに対してヤフーと協力して挑むことにより市場に競争原理が働き消費者利益を守ることができる。

たしかにそうなのだが、もともと、Googleの開発した検索連動型広告は、マイクロソフトやヤフーの広告ビジネスの上顧客であった、巨大企業を対象にしていなかったといってもいいだろう。

検索キーワードをオークション方式で購入し、そのキーワードでの検索が行われる度に、予算の範囲内で広告を表示するという、小資本の企業や個人でも利用できる、よりコストパフォーマンスのよい広告ビジネスだからだ。

コストパフォーマンスが良いしくみだからこそ、規模の大きい企業に対しても有効な広告モデルであり、巨大資本の会社であれば、自社が宣伝したいサービスや商品に直結するようなキーワードを購入することが可能であろう。

よって、もともとマイクロソフトやヤフーに流れていた広告費がグーグルに流れていった部分もたしかにあるだろう。

しかし、グーグルがここまで大きくなれた理由は、今までマイクロソフトやヤフーに広告を出すことができなかった層の需要を自社の技術力をもって開拓したからに他ならない。

マイクロソフトの狙いは、その市場を我が物にするためだけであろうか?

ヒントは、グーグルの声明に隠されているように思う。

グーグルは声明の中で、マイクロソフトとヤフーが一緒になることにより、インスタントメッセンジャーとウェブメールの分野で圧倒的なシェアを握る点に対してユーザーが不利益をこうむる可能性を指摘している。

なぜ、検索連動型広告とは直接的には関係の無いインスタントメッセンジャーとウェブメールのサービスについて、とりあげたのか?

独占禁止法の適用対象として指摘しようとしている点もあるだろうが、私にはそれだけだとは思わない。

マイクロソフトは今、同社のウェブメールのアカウント保持者向けにWindows Live という自分の日記などの文章、写真、動画を貼り付けウェブに公開することのできるブログに似たサービスを提供している。

ヤフーも同様の動きをしている。

GoogleがYoutubeを買収し、成功を収めている点を考えると、純粋なウェブベースのサービスを核として、ユーザー自らが作成するコンテンツ(UGC:User Generated Contents)を発信し、共有するサービスが今後のネットビジネスの次のステージであるといっていいだろう。

インスタントメッセンジャーやウェブメールのユーザーをWindows Liveへ導くことができれば、ヤフーのもつ同様のユーザーを取り込むことができれば、それは自らがコンテンツを作成する多くのユーザーを持つことになる。

ここで、圧倒的なユーザー数を抱えることにより、より有利な展開を図ることが可能となるわけだ。

ところが、私がみるところ現状のWindows Liveは、マイクロソフトが鳴り物入りではじめた割には、かなりプアーなサービスに見える。

マイクロソフトのHotMailは確かに安定していて、使い勝手もよい。なんといってもウェブメイルであってもOutlookExpressを使えば、通常のPOPのメールとほぼ同様に使うことができる(初期ユーザである私はしかも無料で!)。

つまり、マイクロソフトはインターネットを活用している企業であるが、純粋にウェブ上で動作するサービスについては、グーグルよりも遥かに遅れていて、MSNといったポータルビジネスにおいては、ヤフーのサービスにも水をあけられている。

グーグルの隆盛を見るにつけ、方向転換をし、ウェブ上で様々なサービスを展開するプラットフォームを早急に持つ必要があると判断したに違いない。

しかし、マイクロソフト自身はその分野が苦手だということを充分に自覚していたに違いない。

そして、ウェブ上でのサービスに特化して成長してきたヤフーをターゲットとしたのだろう。

一番の問題は、とりこんだユーザーに自らがコンテンツを作る意欲を出させる環境を提供できるかにあるとおもう。

この点は今後のウェブ上でサービスを展開する上での重要な課題になるはずだ。

そして、この課題をクリアするためには、マイクロソフトようにヤフーを買収するといった方法以外にも様々アプローチがあると思う。

そして、そのアプローチをビジネス化することができれば、世の中に対して大きな貢献ができるとともに、それに見合った大きな成功が待っているのではないかと思う。

私はそこを目指したい。

■今週読んだ本 「それでも脳はたくらむ」 茂木健一郎 著

本書は脳科学者の茂木健一郎氏が「読売ウイークリー」に「脳からはじまる」というタイトルで連載していた内容をまとめた本である。

そのタイトルから、脳の働きが「脳からみた主観的立場」で直接的に記載されていることを期待して購入したのだが、茂木氏や茂木氏自身が出会った方々の経験や体験を具体的なエピソードを例としてあげて、脳の働きや人間の可能性についてを語った本であった。

この本を私なりに要約すると「人間の成長=脳の成長」で、それは様々なストレスやプレッシャーを受けながら体験し、経験し、考えることによって、成長し、進化するといったところだ。

「人間はなんでこんな行動をとるのか」ということを、常に脳科学者の視点でとらえているからこそ、こういった切り口で文章が書けるのだと思う。

一般週刊誌の連載ということからか、専門的な言葉は使わず、理解しやすい文章で書かれているが情報の密度は高くしっかり読もうとするとそこそこ時間がかかった。

この本を読んでの感想は色々あるのだが、脳はマイナスの要因もプラスのアウトプットとして変換できる働きを持ち、また、継続的に使うことによって自分が意識していない状態でも勝手に考え続けてくれるようになるわけだから、私個人としても、ブログを使って、継続的にプラス志向の文章を書き、脳を成長進化させようと思う。

■ジェリー・ヤン マイクロソフトCEO誕生の予感

先週金曜日、マイクロソフトがヤフーに対して買収提案をした。

マイクロソフトは、今までにも何回かヤフーに対して買収提案をし、その度に断られていた。

業界にいた人間として、「それはそうだろう、ヤフーとしては、あえてマイクロソフトの傘下にはいるメリットが無いだろう」といつも思ってきた。

しかし、今回はどうなるか判らない。

彼らにとって無視できない規模に急成長し、さらに成長し続ける共通の敵の存在があるからだ。

共通の敵とはもちろんGoogleである。

米国ヤフーは検索エンジン+広告という基本的な組合せが同じビジネスモデルでGoogleとぶつかり、業績不振、株価低迷といった状態であり、マイクロソフトのドル箱であるWORDやEXCELといったオフィス向けソフトウェアをGoogleは無料でぶつけてきた。

ヤフーの危機感は相当なものであり、カリスマ性の高い創業者であるジェリー・ヤン氏をCEOにし、広告代理店だったオーバーチェア社を買収する、はたまたリストラを敢行するといった形で対応に追われている状況である。

その一方で、マイクロソフトは創業者ビル・ゲイツの引退を宣言したところだ。

もし、今回の買収が成立したとして、果たしてGoogleの圧倒的な成長スピードに対抗することが可能であろうか?

そのためには、優秀でカリスマ性の高いリーダーが必要である。

ビル・ゲイツのカリスマ性は抜群であるが、引退に関するニュースを見る限り、たとえマイクロソフトの経営が傾くようなことがあったとしても復帰はないだろう。

30代の創業者が現役で活躍しているGoogleに対抗するには、やはりもっと若いリーダーが必要だ。

ビル・ゲイツにしても、現マイクロソフトのCEOであるスティーブ・バルマーにしても、もう50代だ。

そこで、今年40歳になるジェリー・ヤン氏の登場である。

ジェリー・ヤン新CEOの下、マイクロソフトの潤沢な資金を惜しみなくヤフーをベースとするWEBサービス開発につぎ込み、現在のドル箱商品群を個々のハードウェアにインストールして利用するパッケージ商品から、WEB上で動作するサービス商品として作り変え、広告ビジネスをはじめとするGoogle社の野望を押さえ込み対抗する。

そんなストーリーがあってもいいのではないか。

個人的にGoogleが嫌いというわけではない。

その志はすばらしいし、やることなすこと、いちいち的を得ていて、彼らの描く未来がどんどん実現されていく。

本当にすばらしいことだ。賞賛に値する。

が、このままGoogleの一人勝ちというのはどうも気に入らないし、抜け目が無さ過ぎる点に、どこか抵抗感を覚える。

オープンソースの利点を最大限に傍受しながら、エリート意識といってもいい傲慢さでインターネットと現実世界の両方を切り開いて進んで行くその姿に危うさを感じる。

そんな思いを抱くのは自分が年をとったためだろうか?

いずれにしても、マイクロソフト、ヤフーの進化にも期待したい。

もし、ヤフー買収が成立した時、2008年がWEB新時代の始まりの年だったと言われるようになるかもしれない。

2月のテーマ

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■2月のテーマ

1月は1日1投稿ペースをなんとかクリアしたわけであるが、リアル仕事もいろいろと動きが出てきている中で、仕事から帰宅して書くという行為が辛い場合もあった。

ブログを書くようになって、いろいろと自覚できる変化も増えてきた。

時間の使い方としては、オンラインゲームに使う時間がだいぶ減ってしまった。

キャラクターの育成としては、こちまも毎日ノルマをこなすのが成長の早道なのだが、週3日ぐらいしかINする気がおこならない。

また、ブログネタをとアンテナを意識して高くするようになった。

結果として書きたいことが結構でてくるのであるが、いざ、文章にしようとすると、うまくまとまらない。書きたいこと、いいたいことが半分ぐらいしか表現できていない感じである。

これは、文章を書き続けて訓練していくしかないと考えている。

さて、今日から2月ということで、一つテーマをもってこの1ヶ月をすごそうと思う。

ブログでいくつかのアイデアを書いてきているわけであるが、実現しているものがないので、やはりなんらかの形として実現したい。

ニコニコ動画に投稿するような動画をつくるとか、いくつかやりたいことはあるのだが、まずは、アフィリエイトサイトをつくってみようと考えている。

今月は、祝日をいれて9日間の休みがあるので、有効に活用したい。

そういえば、今年は閏年ということを今儀がつきました。

 

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